1948-05-26 第2回国会 両院 決算委員会合同審査会 第1号
假に政黨なり政府なりが厖大なる官僚機構の中に手を入れようとしまするならば、この機構はみずから攻勢的防禦の態勢をとりまして、何とかして自己の地位温存のために圖ろうとするものでありまして、一度外部の第三者が、この官僚のラビリンスの中に入りますと、遂にその出口を見失つてしまう。ミイラ取りが逆にミイラになつてしまうというのが今までの通例であります。
假に政黨なり政府なりが厖大なる官僚機構の中に手を入れようとしまするならば、この機構はみずから攻勢的防禦の態勢をとりまして、何とかして自己の地位温存のために圖ろうとするものでありまして、一度外部の第三者が、この官僚のラビリンスの中に入りますと、遂にその出口を見失つてしまう。ミイラ取りが逆にミイラになつてしまうというのが今までの通例であります。
○千田正君 只今青山委員からの御提案至極御尤もと存じまするが、先般農林大臣の説明によりますというと、農業關係における事業税とするところのものは、その對象とするものとしましては米、麥、豆の主食に對して事業税を賦課し、果實或いは蔬菜に對して事業税を課する、こういうアイデイアの下にこの事業税の實施を圖ろうとしている政府の意向のように見受けられますが、只今水産全般に對しての反對を我我がやるか。
それから三百八十四條の二というのが先程申しましたように控訴の濫用、上訴權の濫用の場合に制裁を加えて、これによつて無默な上訴を防ぎ、併せて上級裁判所の負擔の輕減を圖ろうというのであります。
この行政事件の特質に鑑みまして、このたび民事訴訟法の一部を改正いたします機会に、行政事件の訴訟について必要な特例を設け、この種事件の適正な處理を圖ろうとするのが、この法案を提案する趣旨であります。 以下この法案の要點を御説明申上げますと、先ず 第一は、行政廳の違法な處分の取消又は變更を求める訴えを提起するには、その前提として請願を經なければならないものといたしたことであります。
せの通りな制度にする方が徹底はいたしまするけれども、さようにいたしますれば法務總裁の責任というものが、そこで逃れてしもうのでありまして、民主化を期しながら、而も監督の責任者に最後の責任を持たせようという、兩方からの目的を持つておるために、そこが御質問のようなどうも徹底しない嫌いがあるのではないかと思うのでありまするが、制度といたしましては、やはり法務總裁に責任を負わせながら、而もできるだけ民主化を圖ろうとしておるのであります
は平素は指揮監督しておるけれども、いざ任免をするというときには、審査會の議決通りに、これに從わなければならんということになりますならば、一面においては非常に檢察の民主化が徹底しておるように見えまするけれども、他面において最終の指揮監督權を握つておる法務總裁の責任というものは、明らかにならないのでありますから、本法におきましては、法務總裁の責任を明らかにすると共に、民意を反映せしめて、檢察の民主化を圖ろうというところに
尚本號は後に述べまするところの第十三號前段の場合と違いまして、人が或る場所に結びつけられる度合が相當強く、從つてその場所におきまするその人を一般外部の場合よりも厚く保護して、延いてはその場所全體の秩序を圖ろうとする趣旨でございます。
特別會計におきましては、北海道所在官署に在勤する政府職員に對して、石炭手當支給に必要な經費一億九千七百七十五萬二千圓、それと割増金附定額郵便貯金制度創設に必要な經費八千七百九十六萬圓、割増金附定額郵便貯金というのは、郵便貯金におきましても割増金附のものをいたしまして、大いに郵便貯金の増額を圖ろうという計畫なのでありますが、ただいま考えておりますのは、三百圓、一箇年据置の無利子のものを出す。
土地に關しても、所有權だけでなくて、地上權でありますとか永小作權、賃借權なども入れまして、經營の安定を圖ろうという意味であります。これは財産權自體としては、貸借權は、評價しても大したものではない賃借權もあろうかと思いますけれども、經營の安定を害しないという意味におきまして賃借權も入れました意味であります。
何故特例を開くかと申しますと、ここに書いてございますように、相續によりまして農業資産が細分化し、從つて又農業經營が細分化することを防止することによりまして、農業經營の安定を圖ろう。こういう狙いであります。
殊に當面の御協贊を得まする豫算が決まりましたならば、せめてその豫算内において人員、その他を檢討いたしまして、でき得る限り人件費の請負制度的な、報奨制度的な途を採用して能率の増進を圖ろう、かように考えておる次第であります。
、これは中小企業專門のいわゆる金融機關が必要じやないかということを考えまして、いろいろ安本或いは大藏省に折衝したのでございますが、最近の閣議の決定ではそういう場合にはつきりと中小企業專門の金融機關というものは形式の上においてはできないのでございますが、運用の面におきましては復金を中心といたしまして市中銀行その他の協力によりまして、大體中小企業に對する金融に關しましては、從來と格段違つた改善の途をば圖ろうという
これは勞働者の保護を圖ろうとする趣旨に外ならないのでありますが、同様の趣旨によつて、本法案は他人の勤勞の上に存立する勞働者供給事業を禁止しようとするものであります。